この記事では、事前準備やよくある質問、お見送り理由、効果的な自己アピールの仕方など、事務職への転職面接の対策として役立つ情報をお伝えします。

それぞれ詳しく解説もしていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
事務職転職の面接が始まる前の準備

面接が始まる前に、準備として以下のようなことをしておきましょう!
事務職転職の面接が始まる前の準備1:身なりを整える
面接では身だしなみも見られます。オンラインでの面接の場合も、気を抜かずに身なりを整えておく必要があります。
- 自分に合ったサイズの服を選ぶ
- 私服の場合もカジュアル過ぎないものを選ぶ
- 髪、爪、髭などを整える
- 所持品やメイクが華美になりすぎないようにする

面接官に清潔な印象を相手に与えられるようにしましょう!
事務職転職の面接が始まる前の準備2:志望先の情報を確認する
志望先の雰囲気や情報を知っておくため、志望先について事前にリサーチをしておくと良いでしょう。
企業の公式HPや求人票をしっかりと読むことで、企業の求める人物像を知ることができたり、企業についてさらに詳しくなったりできます。

企業理解ができていると、面接でも堂々と受け答えできるのではないでしょうか!
事務職転職の面接が始まる前の準備3:聞かれやすい質問への答えを考えておく
「志望理由」や「自己PR」など、聞かれやすい質問に対する答えを準備しておくことも面接対策として有効です。返答は長くしすぎないことも大切なので、30秒~2分で答えられる内容を準備しておくと安心でしょう。
しかし、面接時に時間の指定がある場合や集団面接の場合もあり得ます。臨機応変に対応できるよう、1つのパターンに頼りすぎることがないように気をつけましょう。

では、どんな質問への対策を考えておけばいいのか、事務職でよく聞かれる面接質問を紹介していきますね!
事務職転職の面接でよくある質問

事務職の面接で聞かれやすい質問には、以下のようなものがあります。
答え方のポイントもそれぞれご紹介していきます!
- 自己紹介・経歴
- 今までの仕事の中で頑張ってきたこと
- 志望理由・キャリアビジョン
- 退職理由
- 就業開始可能日
- 逆質問
自己紹介・経歴
自己紹介や経歴は、30秒~2分で伝えることが大切です。長すぎると会話ができない人だと思われてしまう可能性があるため、30秒~2分の間に過不足なく伝えられるよう練習しておくといいでしょう。
今までの仕事の中で頑張ってきたこと
今までの仕事の中で頑張ってきたことは、事務職に活きるものを伝えるようにしましょう。前職が事務職とは関係ない職種だった場合も、言い方を工夫することが必要です。
例:営業として働いていた場合
△ 営業として売り上げを上げました。
〇 営業として働くなかで、誰とでも円滑な関係を築けるコミュニケーション能力を培いました。

事務職との繋がりが薄い経歴でも、「勉強を頑張る姿勢」や「コミュニケーション能力」といった観点は使いやすいのではないでしょうか!
志望理由・キャリアビジョン
志望理由やキャリアビジョンについては、志望企業や事務職に結び付くものを応えられるといいでしょう。また、より具体的で個性を出せる情報の方が、相手に好印象を与えることができます。
例:志望理由
△ 御社の企業理念に共感したためです。
〇 前職では営業として働いていましたが、もっと人の役に立つ仕事がしたいという思いがありました。御社のーーという点からの社会貢献や、コミュニケーション能力を活かしながら人をサポートできる事務職に魅力を感じ、御社を志望いたしました。
退職理由
退職理由は、できるだけポジティブなものを伝えることが望ましいです。
それでもネガティブなものを伝える場合は、「それは確かに嫌だね」と面接官が納得・共感するような退職理由が必要です。
例
△ 退職理由は残業が多かったことです。
〇 前職では月に約80時間の残業がありました。毎日家に帰るころには12時近くになっており、体力的な限界を感じたことが退職の理由です。

具体的な数字を入れると説得力が増しますね。すぐ弱音や愚痴を吐く人間だと思わせない伝え方を意識しましょう!
就業開始可能日
就業開始可能日も聞かれることがあるため、答えられるよう事前に確認しておきましょう。
正直に答えれば大丈夫ですが、就業開始可能日はできるだけ早い方がいいと言えます。

近い能力の人を天秤にかけたら、より早く働き始められる人の方が魅力的ですよね。
逆質問
逆質問では意欲などを見られる場合もあるため、できれば何か聞くのが望ましいです。面接の最中で得られる情報もあるかもしれないので、逆質問は複数用意しておくと安心でしょう。
その際、求人票や公式HPに記載のあるような内容は、企業への興味が無いと見なされるので避けましょう。また、労働条件についての質問も悪印象を与えかねません。確認は内定後にもできるので、面接の段階では面接官の心証を損ねるような逆質問は避けましょう。

事務職の面接に対するイメージは湧いてきましたでしょうか!
次は、事務職転職でよくあるお見送り理由についてご紹介します。
事務職転職の面接でよくあるお見送り理由

事務職転職では、以下のような理由で企業から採用を見送られることが多いです。
- 表情が暗い
- 就業意欲が伝わらない
- 事務職として頑張りたいという気持ちが伝わらない
- 質問の受け答えができていない
- 挨拶など基本的なマナーができていない

ここからは、お見送りの理由に「対人スキル」「自己アピール」という2つのポイントがあることが分かります。それぞれ解説していきます!
事務職転職の面接でよくあるお見送り理由1:対人スキルが不十分
・表情が暗い、元気がない
・質問に回答内容が噛み合わない
・入室、退出時に挨拶がない
事務職転職の面接では、事務職の業務の性質もあり対人スキルも重視されます。
「明るい表情」「質問に対する的確な受け答え」「挨拶などのマナー」といった対人スキルを見せることができないと、採用を見送られてしまいます。

第一印象でその後の流れが変わるので、まずは笑顔で元気よく挨拶をしましょう!
事務職転職の面接でよくあるお見送り理由2:自己アピールが上手くいっていない
・話に個性や具体性がない
・アピールを盛り込みすぎて印象がぼやけてしまう
・意欲が面接官に伝わらない
事務職の面接では、「どうしてその企業なのか」「どうして事務職なのか」という点で上手く自己アピールをすることが必要です。
「あなたの長所は何ですか」といった質問が必ず来るとは限らないので、それ以外の質問に対してもいかに上手く自分の話に自己アピールを混ぜるかが大切になってきます。

そこで次は、面接で上手く自己アピールをする方法をご紹介します!
事務職転職の面接で自分をアピールする方法

事務職転職で自分の強みにできるのは、以下のようなことです!
事務職転職の面接で自分をアピールする方法1:笑顔で話す
事務職転職の面接では、笑顔で話すことが自己アピールになります。「表情が暗い」というのは採用見送りの理由でも多く、面接では表情が重要になってきます。
事務職は、電話対応や社内の様々な人との関わりも業務に含まれます。そのため、笑顔で話せるコミュニケーション力を相手に印象付けることができれば、それだけで自己アピールにもできるでしょう。

笑顔は本当に重要です!面接の際は忘れずに心掛けましょう!
事務職転職の面接で自分をアピールする方法2:質問に工夫して答える
志望動機やキャリアプランなどの質問に上手く答えることができれば、より強く自分をアピールできます。
志望動機
志望動機は必ず聞かれる質問なので、ここで事務職への意欲をアピールできると良いでしょう。事務職になりたい理由を話の中心にするという意識が大切です。

そのうえで、企業の魅力に感じた点を付け加えましょう!
キャリアプラン
キャリアプランも、数少ないアピール可能な質問です。
求人票やHPから具体的なキャリアパスを確認して、それを参考に答えましょう。また、具体的な資格名を出して取得の意欲を伝えることも有効です。
事務職転職の面接で自分をアピールする方法3:資格を取得する
資格取得も自分をアピールするのに役立ちます。一般事務への転職を目指すならMOS Excelの資格取得すると良いでしょう。
面接までに資格取得が難しい場合は、「資格をとるために勉強しています」といった言い方やキャリアプランで意欲を伝えましょう。

人当たりの良さや意欲的な姿勢をアピールするといいのですね!
面接にはしっかり対策をして臨もう!

この記事では、事務職転職に役立つ情報をお伝えしてきました。参考になりましたでしょうか!
- 面接前は身だしなみを整えたり企業理解を深めたりするといい
- 聞かれやすい質問に対する返答は30秒~2分で考えておくと安心
- アピールできる経歴や資格を準備しておくことが大切
- 面接では人当たりの良さや意欲的な姿勢を面接官に見せよう!

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